喫煙について
投稿日:2024年12月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、歯科医師の鎗田です。
もう今年も師走に入り、一年が終わろうとしていますね。本格的に寒くなってきましたので皆さん体調管理には是非お気をつけください。
身体の中で粘膜に覆われている部分で外と交通している部分というのはとても限られています。身体に良い物も、悪い物も、全てお口の中から入ります。是非口腔ケアを頑張っていきましょう!
今回は喫煙についてお話したいと思います。
歯周病と喫煙のお話を聞いたことがある方も多いと思いますが、喫煙は歯周病だけでなく、様々な病気と関係があります。
脳卒中、歯周病、虚血性心疾患、様々なガン(口、鼻、喉、肺、肝臓、胃、膵臓、膀胱、子宮頚)、腹部大動脈瘤、ほかにもあります。
妊婦さんにとっては子供の、早産、低出生体重、発達遅延、喘息、乳幼児突然死症候群(SIDS)などに関係しています。
最近は加熱式タバコや電子タバコに変えられている方も多くなってきました。
加熱式タバコはタバコの葉が燃えないため、一酸化炭素の放出量は低いですが、ニコチンの量は少し少ない程度でほぼ同等です。
電子タバコからも身体に有害な物質を発生させます。発がん性物質に関しては、紙タバコよりも多い製品もあり、電力が高くなるとその量も増加するとのことです。
最初にお話した通り、良いものも悪いものもお口の中から身体に入っていきます。
口はとても重要な場所なのです。
禁煙により得られるものも多いと思います。
是非歯科治療を通して、喫煙、そして禁煙について考えていただけたらと思います。
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