食べる力は活きる力|さいたま市北区宮原の歯医者|みずき歯科クリニック

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食べる力は活きる力

投稿日:2024年8月30日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、歯科衛生士の鈴木です。
今回のテーマは食べる力の意義です。

人間は食べるときに、目の前の食べものを脳が認識し、その食べ方を判断してから口を開け捕食します。
噛むことで食べものは砕かれ、舌(ベロ)の運動によって咽頭(喉)へ送り込まれ、嚥下反射(飲み込む)により食道から胃へと移送されます。
よく噛んで飲み込むことは、顎の発育や唾液の分泌、脳の活性、胃腸の補助などがあり、噛むことは健康の保持・増進に欠かすことができません。
噛むという運動機能のみだけではなく、脳における食事の記憶、判断や食欲、胃腸の調子などさまざまな要因が関与します。

食べる力とは
「お口から食べものを自発的に摂取し、健康維持に必要とされる栄養と心理的満足を十分に獲得すること」
ではないかと考えます。
食べることは人間にとって栄養摂取だけではなく、心の癒しや楽しみ、心理的満足にもつながり、生活の根幹ともいえます。

「生活」という文字を見ると、〝生きる”と〝活きる”という2つの〝いきる”が含まれます。
〝生きる”が生物学的寿命(平均寿命)とすれば、
〝活きる”は元気に活動できる寿命(健康寿命)を意味します。
さらに〝活”という文字は氵(さんずい):唾液をイメージと〝舌”から成り立ちます。

こういったことからも噛むということが大切だということがわかります。
食べるためには健康な歯が必要です。
美味しいものをたくさん食べ、幸せな思い出を増やしていただき、心も身体も健康でいていただきたいです。
そのために出来ることを日々行い、歯科での定期検診を受けてください。
健康な歯と口腔(お口)を維持し、活きる力となるよう歯科衛生士としてお手伝いができれば幸いです。

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