歯磨き粉
投稿日:2019年11月15日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちわ!
はじめまして、歯科衛生士の齊藤です★
今回、歯磨き粉について少しお話していきます。
診療をしていると、『どの歯磨き粉がいいの?』『どれも同じでしょ?』という声をよく耳にします。
実は似ているようで成分に違いがあります。
歯周病タイプの方におすすめなのが、
IPMP【イソプロメチルフェノール】
という成分です!
これはお口の中のバイオフィルム内に浸透殺菌するものです。
バイオフィルムとは、簡単に言うと菌の集合体です。
当院で扱っているものだと、 SP-Tジェルにふくまれています。
次に冷たい水がしみるという経験がある方におすすめなのが、硝酸カリウム、乳酸アルミニウムという成分です。
↓それぞれの効果について↓
硝酸カリウム 歯の神経を鈍麻し、直ちに刺激の伝達を抑制
⇒ブラッシング時の痛みをケア
乳酸アルミニウム 露出した刺激が伝わる管を封鎖し、持続的に
痛みの伝達経路を封鎖
⇒飲食時の痛みのケア
※しみる症状は痛いと感じることがあります。
歯科医院の検診を受けて、ご自身のお口の状態を把握してから磨き粉を選ぶのもいいですね★
簡単に歯磨き粉の成分についてお話しましたが、あくまで歯磨き粉はブラッシングとの相乗効果を狙うものになります。
毎日のセルフケアがとても大切です★★
最後まで拝見していただきありがとうございます。
少しでもお口に関心がもてたら幸いです。
何か疑問などありましたら、気兼ねなくお聞きください!
以上、齊藤でした★
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