ワンタフトブラシ
投稿日:2022年4月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の佐藤です。
ワンタフトブラシをご存じでしょうか。
歯ブラシよりも小さめのブラシで、ドラッグストアなどでも販売されています。
私たちの歯は人それぞれ形や歯並びも異なります。
自分ではきちんと磨いているつもりでも、歯ブラシだけでは磨きが不十分なことがあります。
ワンタフトブラシは、磨きたいところにピンポイントに毛先が届きます。
歯ブラシと合わせて使用すると、磨き残しがグンと減らすことがわかっています。
ーーーこんなところに使ってみてくださいーーー
〈奥歯〉
普通の歯ブラシで届きづらい奥歯は、歯周病や虫歯になりやすい部分です。
一番奥の歯の内側の磨き残しが多い部位を磨いたり、奥のほうに歯ブラシを入れると気持ち悪くなってしまい、うまく磨けない方におすすめです。
〈親知らず〉
親知らずは、十分に生えきっていない場合、横や斜めだったり歯肉が被っていたりと、普通の歯ブラシでは全然磨けていないことがあります。
歯肉が腫れて痛みが出ないようにするためにしっかりとプラークを落とすことが大切です。
〈インプラント〉
インプラントは人工の歯ではありますが、実は歯周病にかかることがあります。
病気が進行すると最悪インプラントが抜けてしまうこともあります。
その原因は、プラークが残っていて細菌が増えるからです。
プラークを取り除くことで予防できます。
〈歯が重なっている部位〉
歯並びがガタガタしていたり、歯と歯が重なって生えている部分は、歯と歯の隙間にプラークが溜まりやすいので、歯周病や虫歯になりやすいです。
ワンタフトブラシだけでなく、フロスも併用してプラークを取り除きましょう。
〈矯正装置〉
矯正装置の周りは、プラークが残りやすいのでピンポイントで磨けるワンタフトブラシが使いやすいです。
ーーー使い方ーーー
プラークが溜まりやすい部分にワンタフトブラシの毛先を当てて、円を描くようにクルクル動かして使います。
普通の歯ブラシで磨いた後に、気になる部分をワンタフトブラシで磨いてください。
磨き残しが気になっている方は、是非一度お試しください。
ご質問やご不明な点がございましたら、ご遠慮なくスタッフにお声がけください。
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