シーラント
投稿日:2023年5月19日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の佐藤です。
皆さんは、歯科医院で「シーラント」という言葉をお聞きになったことはありますか?
シーラントは、虫歯の治療ではなく虫歯の予防処置です。
歯には、溝があります。
この溝は、歯ブラシが奥まで当たりにくい部分で、食べカスや菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすくなってしまいます。
シーラントは、その虫歯になりやすい溝の部分をプラスチック樹脂で埋める処置です。
シーラントには、フッ素が含まれているため、歯の表面を強くしてくれる効果もあります。
主に、生えて間もない6歳臼歯や奥歯に行います。
生えたばかりの永久歯は、歯の表面が未成熟で弱く、背が低いので磨きにくいため初期虫歯になりやすい特徴があります。
シーラントをすることで虫歯を予防することができます。
歯を削りませんので痛みなどはありません。
保険適用となっています。
ただ、気を付けていただきたいのが、シーラントをしたから虫歯にならない、というわけではありません。
歯磨きができていなければ虫歯の可能性がありますので、お子様だけでは磨けていないこともあると思いますので、大人の方の仕上げ磨きは必要です。
また、シーラントは取れてしまうこともありますので定期的な検診も大切です。
お子様のお口の健康を守るため、当院スタッフ一同お手伝い致しますのでご来院をお待ちしております。
■ 他の記事を読む■