お砂糖のお話
投稿日:2021年3月26日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!受付の長谷山です。
現在当院では月に1度衛生士の講師の先生をお招きして院内セミナーを行っております。
衛生士の勉強の内容なので私には難しい事が多いですが、先日勉強した内容をぜひ皆さんのお伝えしたいと思います☺
今回は【お砂糖のお話】です。
よく甘いものを食べると虫歯になると聞きますよね。
砂糖を食べると、歯垢の中の細菌は砂糖を分解して酸に変え、※歯垢のpHが低下します。
※歯垢のph(酸性度)は、普段は中性ですが、砂糖を含むものを食べると、酸性に変わり、唾液などの働きで数十分後には、元のphに戻ります。 砂糖を含む間食を食べないときは、1日に3回の食事のときだけ歯垢は酸性になり、それ以外のときは唾液の働きで歯が守られています。
上記の事からお菓子のだらだら食べ、ジュースのだらだら飲みは虫歯になりやすいです。
歯の表面を覆うエナメル質はpHが約5.5以下になると急激に溶け出します。
このようにして歯が酸で溶かされる事が、むし歯の直接の原因となります。
成人1日当たりの糖類摂取量は25gとされています。(ティースプーン6杯程度)
これを実現するためには砂糖入りの飲料を飲まないこと、ケーキお菓子などの砂糖を控えることが必要です。
ポカリスェットにはステックシュガー10本分もの砂糖が入っており、コーラにはなんと19本分もの砂糖が入っております!
自分でもペットボトル飲料のラベルを見ると入っている砂糖の量が分かるのでぜひ見てみてください!
見方は、ラベルに記載されている『炭水化物』の量を見ます。
500mlのペットボトルなら→100mlあたりの炭水化物の量×5=砂糖の量です。
案外多くてビックリすると思います。
また味付きのいろはすは水ではないので要注意です!こちらも砂糖が入っている飲料です!
小さいお子様は砂糖を覚える時期をなるべく遅らせることが大切です。
周りが飲んだり食べたりしていると欲しくなると思いますが、お菓子やジュースは毎回毎日ではなく特別な日に与えるのがいいですね♪
当院では管理栄養士による親御さん向けの【おやつと虫歯のお話】をさせて頂いております。
お時間は30分位で、1歳半から6歳くらいまでのお子様をお持ちの親御さんが対象です。
お話の間は保育士による託児サービスの利用も可能です。
虫歯にならないようにするためのおやつは何をあげたらいいか?
いつあげればいいか?
お子様のおやつについてのお悩みをご相談ください。
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