思春期のお口ケア
投稿日:2024年5月24日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の佐藤です。
保護者の目の届きにくい年頃のお子様のお口のケアについてお話します。
思春期は11歳前後から18歳頃までと言われています。
思春期では、心身の成長に伴って分泌されるホルモンが変化します。
このホルモンは歯周病菌の栄養源となります。
そのため菌が増殖して歯肉の炎症が起こりやすくなります。
歯肉が腫れたり出血するのはそのためです。
また、歯肉の炎症が進むと口臭も出やすくなります。(思春期口臭)
部活や勉強で忙しく生活のリズムが不規則になりがちで、間食や夜ふかしなどで歯磨きもおろそかになりますが、食後の歯磨きの習慣を続けましょう。
また、早食いや丸飲みなど噛む回数が減ると唾液の分泌量が減って歯や口のトラブルにつながります。
口を閉じてよく噛みましょう。
普段から口を閉じて鼻呼吸することも大切です。
口呼吸は、口の中が乾燥して虫歯や歯周病のリスクを高めます。
鼻づまりがある場合は鼻呼吸できるように改善が必要です。
自分の歯は自分で守る時期です。
大人になってから困らないように定期的にお口の状態を診てもらいましょう。
定期検診にぜひお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
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