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歯と栄養

投稿日:2019年11月22日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!

管理栄養士の高瀬です。

今回は健康な歯をつくる栄養素の一つ、カルシウムについてお話しします。

 

まず、カルシウムの役割ですが、お口の中では歯の石灰化を助ける働きをしています。

食事をするたびにお口の中の環境は酸性になり、歯の成分が溶かされていきますが、その後、時間が経つと唾液の働きによってお口の中の環境が中性に戻り、溶かされた歯の成分が元に戻ります。この歯の成分を元に戻す作用をカルシウムが助けています。

 

カルシウムが多く含まれている食品は、チーズやヨーグルトなどの乳製品、煮干しやしらすなどの魚介類、その他に小松菜やモロヘイヤ、ひじきなどの野菜・海藻類が挙げられます。

カルシウムは普段の食事でも不足しやすい栄養素なので、これらの食品を積極的に食べるようにすると良いですね。

 

また、カルシウムの働きを助ける栄養素として、ビタミンDやビタミンKが挙げられます。

ビタミンDは、干ししいたけやしめじなどのきのこ類、鮭やいくらなどの魚介類に多く含まれています。

ビタミンKは、納豆や生揚げなどの大豆製品、モロヘイヤや春菊などの野菜に多く含まれていますので、カルシウムの多い食品と一緒に食べると効果的です。

 

歯の健康にはカルシウムが必要ですが、これを食べていれば虫歯にならないということではないので、食事をしたあとはしっかり歯磨きをして歯をきれいにしましょう。

また、カルシウムだけではなく他の栄養素もバランス良くとるようにしましょう。

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