歯周病と栄養
投稿日:2021年10月1日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、管理栄養士の高瀬です😃
今回は歯周病と栄養についてお話ししていきます。
ご存知かと思いますが、歯周病は歯茎の炎症によってあごの骨が溶けてしまう病気です。
骨が溶けると聞くとけっこう恐いですよね😱
あごの骨が溶けてしまうと、歯を支えられなくなってしまうので、歯がグラグラしてきて最終的に抜けてしまいます。
歯周病を防ぐためには、歯垢や歯石を取り除いてお口の中をきれいに保つことが大切になってきます。
そして、歯周病を防ぐためには食習慣も大切になってきます。とくに、歯肉を構成するコラーゲンや、ビタミンCを普段からとるようにしましょう。
コラーゲンは主に、鶏手羽、牛すじ、魚のアラなどに含まれています。
ビタミンCはブロッコリー、赤ピーマンなどの野菜類やいちご、キウイなどの果物類、じゃがいも、さつまいもなどのいも類にも含まれています。
ビタミンCにはコラーゲンを合成する作用があるため、歯肉を健康に保つ働きがあります。
タバコや飲酒の習慣のある方はビタミンCが不足しやすいので要注意です。とくに、タバコは歯周病を悪化させてしまいます💦
また、ストレスによっても失われやすいので、ストレスを感じたらビタミンCが多い食品をとりましょう🍓🥝
歯周病によって歯を失ってしまうと、噛みにくくなり食べられるものも限られてくるため、必要な栄養がとれなくなってしまいます。
栄養不足になれば、体全体の働きが低下し、免疫機能も弱くなり、歯周病だけでなく、いろいろな病気にかかりやすくなってしまいます。
そのようなことにならないためにも、お口の中をきれいにして、食事もバランス良く食べて歯周病を予防しましょう❗️
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