マイクロスコープ
投稿日:2020年11月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の宮寺です。
マイクロスコープを皆さんはご存知でしょうか?
肉眼で見えないものを3倍から30倍くらいまで拡大して見ることのできる顕微鏡歯科のことです。
肉眼では見えないくらいの被せ物や詰め物のズレなどで入り込んだ菌が虫歯や歯周病を悪化させていることも少なくありません。
虫歯を削って詰めるコンポジットレジン修復、根管治療、歯内治療、歯周治療、型取り、インプラントなどの際に使用することが推奨されます。
コンポジットレジン修復の際、マイクロスコープを用いて時間をかけて丁寧に詰めれば、素晴らしい適合性と美しさを兼ね備えた治療になります。
根管治療とは歯の中の神経が入っている管の感染を取っていく治療ですが、マイクロスコープを使うことで感染源を見つけられたり、肉眼では見つけられなかった管が見つかったりと使う利点がたくさんあります。
歯周病の治療では歯石を拡大して見て確実に取っていけたり、肉眼で見えなかった感染源(バイオフィルム)を見つけて除去することもできます。
うちの医院にもマイクロスコープを最近導入して頂きましたので、どんどん活用してより良い診療をできるように努めて参ります。
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