フッ素の役割について
投稿日:2024年2月9日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、歯科衛生士のシノハです。
今週は雪が降りましたね。さいたま市では8cm前後積もったようです。
みなさま、転倒などのお怪我はされていませんか?
私は通勤時に自転車を使うのですが、路面凍結により転んでしまい、すり傷ができました笑
気を付けて自転車に乗らないといけないですね(^^;
さて、本日はフッ素についてお話したいと思います。
通院されている患者様たちは、クリーニングの最後にフッ素塗布をされた経験があるかと思いますが、フッ素がどんな役割をしているかご存知ですか?
それは虫歯予防です!
それは知っているけどな〜
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
フッ素が具体的にどのように働くのかをご存知ですか?
具体的には、フッ素が歯に作用すると、歯の組織に浸透し、初期脱灰部(歯が溶けた所)の再石灰化(溶けた所が戻る)が促進され、虫歯菌が出す酸に耐えられるような強い歯を作ることができます。
そして、歯垢の中の細菌に作用すると、細菌の活動を抑えて、酸産生を抑えてくれます。
この2つの効果により、虫歯予防ができます。
お子様のフッ素塗布は歯が生えた直後から実施することが推奨されています。
そのため、乳前歯が生えてくる1歳頃から永久歯が生え終わる13歳頃までの間に、何度も繰り返し塗布することによって、効果が上がると言われております。
永久歯がそろってからもフッ素塗布をすることで、耐酸性の強い歯をつくることができます。
歯科医院のフッ素は高濃度のものを使用しているので、3〜6ヶ月の塗布をお勧めしております。
日常で使う歯磨き粉の中にフッ素が入っているものを使用することでも、虫歯予防ができます。
その際は、使用後の口をゆすぐ回数を1回にして、フッ素を流しすぎないように気を付けてください。
みずき歯科は、予防に力を入れております。
虫歯や歯周病にならないようにするにはどうしたらよいか、お伝えさせていただいております。
ぜひ、みなさまのお助けをさせていただきたいと思います。
ご相談、ご質問等がありましたら、スタッフまでお声がけください(^^)
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