お口の中の吸血鬼|さいたま市北区宮原の歯医者|みずき歯科クリニック

【患者様へ重要なお知らせ】診療時間が変更となります

埼玉県歯科医師会所属

バリアフリー構造

キッズコーナー

小児歯科にこだわり

診療方針と治療の流れ

予約制託児をご利用の際も事前にご予約ください

048-665-1180

埼玉県さいたま市北区宮原町3-319(土曜日診療)

お口の中の吸血鬼

投稿日:2022年1月7日

カテゴリ:スタッフブログ

歯科衛生士の鈴木です。

突然ですが、
お口の中には吸血鬼がいます!
それはPG菌です!!
正式名ポルフィロモラス・ジンジバリスです。
今回はこのPG菌についてお話します。


PG菌は血液をエサとします。
そして酸素を嫌います。吸血鬼は血液を吸い、日光が苦手です。
まさにPG菌はお口の中の吸血鬼です。

一体PG菌とはどのような菌なのでしょうか?

PG菌とは歯周病病原菌です!!!

歯周病菌は感染します。生まれたての赤ちゃんにはいません。
もしPG菌に感染しても、この菌は細々と大人しく生きています。
しかし、油断大敵です!

お口の中が不潔になると、自分達の住みやすい環境をつくりだそうと、細菌同士が手を取り合うようにして歯に付着していきます。菌の膜が層になって歯に付着します。(バイオフィルム)
その菌が歯茎に触れていると、そこから炎症が起きてきます。
歯茎が腫れ、歯ブラシすると出血するなどの症状が出てきます。
そうなると状況が一変します!

そうです、PG菌は血液が大好きです!!

血液を得ると、数百倍〜数万倍と数が増えます。
その菌は、歯と歯茎の隙間歯周ポケットに入り込み、組織が破壊され歯周ポケットが4ミリ以上とドンドン深くなっていきます。
PG菌は酸素が嫌いです。歯周ポケットは菌のかっこうの棲家となっていきます。

もちろん自分の体も黙ってはいません。その菌から守ろうとします
守る行為が、自分の骨(歯槽骨)を溶かしてしまうのです。
これが歯周病です!!!!

PG菌に血液を与えないようにするため、毎日のセルフケアがとても大切になります。プラークを歯ブラシで除去しましょう‼️

そして、ご自身のお口の状態がどのような状態なのか、歯科医院で検査を受けましょう!

みずき歯科クリニックでは、エアフローという機械の準備がございます。
この機械は、PG菌の除去+PG菌の抑制に効果があります。粉を噴霧状にし吹き付けます。取れにくい箇所へも到達します。
その上、歯に着いてしまったタバコのヤニや着色を落とすことも出来ます。
ご興味のある方は是非お試し下さい。

みずき歯科クリニックでは、PG菌が吸血鬼化するのを阻止するため、歯科医師、歯科衛生士が皆様の歯周病の治療を行なっています
まずは、ご自身の歯周病の状態を把握しましょう!!

スタッフ一同お待ちしております!!!!!

■ 他の記事を読む■

トップへ戻る