唾液の働きについて
投稿日:2023年2月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、歯科衛生士のシノハです。
先日は大雪が降り、雪景色も見られましたね。
まだまだ寒い日が続くようなので、体調管理を気をつけて行っていきましょう!
さて、今回は『唾液の働き』についてお話させていただきます。
唾液は1日の中で0.5〜1.5ℓ分泌されており、
口の中には常に2〜3ml(計量スプーン小さじ1/2程度)存在していると言われております。
噛むことで耳の下、顎の下、舌の下にある唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。
しかし、高齢になると水分を控えがちになったり、薬を多く服用した副作用から、唾液の分泌量が減ると言われております。
食べ物を噛む時に口の中の唾液が少ないと、食べ物がまとまりにくく、噛み砕いたものを飲み込みやすい状態にまとめることができません。
そして食べ物の味わいにも影響します。
まとまっていないものは、食べづらく、誤って気管に入ってしまうと窒息の原因になることもあります。
その他に
①消化を助ける
②口の清潔を保つ
③味を感じやすくする
④口の健康を保つ(緩衝作用)
=歯の再石灰化を促し虫歯になりにくくする
⑤全身の健康を保つ(抗菌作用)
=口から入ってくる細菌の増殖を防ぐ
などの働きがあります。
唾液を増やすためには、まずはこまめな水分補給、そして唾液腺マッサージがあります。
是非スタッフにお問い合わせください。
ご来院お待ちしております。
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