歯垢(プラーク)について
投稿日:2020年2月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。みずき歯科クリニックの衛生士の佐藤です。
食事してそのまま放置しておくと、歯の表面にネバネバとした黄白色のものが付着しているのに気付きませんか?
食べカスだと思っている方が多いのではないでしょうか?
これは、食べカスではなく、プラークです。
細菌の塊で、1㎎中に300種類 数億~10億個の細菌が存在しています。
『バイオフィルム』とも呼ばれています。
水に溶けにくく、しっかりと歯面に付着しているので、水でゆすぐだけでは取り除くことは出来ません。
歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを使用して、お掃除することが必要です。
洗口剤を使用しただけでは、洗い流すことは出来ませんので注意しましょう。
食後8時間程で、プラークが形成されると言われています。
放っておくと、細菌が作った酸で歯の表面のエナメル質を溶かして、虫歯を発生させる可能性があります。
口臭の原因にもなることもあります。
プラークに含まれる細菌が、硫化水素やメチルメルカプタンといったニオイの強いガスを作り出すからです。
そして、プラークは2~14日で硬くなっていき、歯石となります。
歯石は歯ブラシでは取れません。
そうなる前に、毎日のブラッシングでプラークを除去することが大切です。
清潔で健康な口腔内を維持して、口を大きく開けて笑える毎日にしましょう。
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